レンティスコンフォート　　ドイツ　オキュレンティス社製造　参天製薬販売

国内で初めての保険適応の多焦点眼内レンズで、通常の白内障手術と同じ負担で手術を受けることができます。
特徴は下方に+1.50Dの近用部があり、遠くから中間（70cm程度）まで自然に見ることができます。

レンティスコンフォート　特徴

非球面構造で、低加入度分節型のため、にじみが少なく、瞳孔径の影響を受けにくいといわれています。

他の多焦点眼内レンズに比べ、やや近くが見えにくいものの、欠点（光学的不快感）の少ないレンズです。

メリット

• +1.50Dの低加入度の分節構造で、単焦点眼内レンズと比較しても、遠方～中間距離まで良好な見え方が期待されます。
• 乱視矯正も可能なため、乱視がある方にも適応しています。
• コントラスト低下が少なく、単焦点眼内レンズと同等程度にクリアに見えるといわれています。
• 多焦点眼内レンズでは、ハロー(光のにじみ)、グレア(まぶしさ)など不快な症状が出る可能性がありますが、レンティスコンフォートは、単焦点眼内レンズと同じ程度で、夜の運転はほぼ問題ありません。

デメリット

• 近くがみえにくく、小さい文字を見るときなどは近用眼鏡が必要なことがあります。
• 度数に制限があり、近視や乱視が強い方には使えないことがあります。